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『コラム』どれがオススメ?ガレット&エクレア&百合姫を比較してみた

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本コラムは記事執筆当時(2017年2月19日)の内容となっており、現在の評価と一部異なっております(近日リテイク予定)。
 
 

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どれがオススメ?ガレット&エクレア&百合姫を比較!

 
皆さんご機嫌よう。2月19日、自主制作コミック誌「ガレット」が遂に一般の店頭でも発売が開始、本格的な活動がスタートしました。新しい形で提供された百合コミック誌ということで発表当初から話題となり、今回既に増版されるなど最高の状態で始まったと言えるでしょう。
 
また去年ではKADOKAWAにより「エクレア」が登場。青年向けコンテンツの強いKADOKAWAが百合界隈に参入してきたということで大きな注目を浴びました。半年前まではひらりつぼみメバエなど各種百合アンソロが休刊し、事実上百合専門誌は百合姫のみとなってたことを考えてみると、ここ最近の百合界隈の盛り上がりはかつてひらりつぼみが創刊された時期のような感じる人も多いでしょう。
 
そこで今回は「ガレット/エクレア/百合姫」の3つの雑誌の特色に注目し、それぞれの雑誌の良いところなどを比較していきたいと思います。皆さまお付き合いのほどよろしくお願い致します。
 

コミック百合姫

 
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百合度★★★☆☆(タイトルによってばらつきが大きい)
刊行日2005年7月
刊行頻度月刊
主要タイトルcitrus(サブロウタ)
ゆるゆり(なもり
2DK、Gペン、目覚まし時計。(大沢やよい)
捏造トラップ-NTR-(コダマナオコ)
月が綺麗ですね(伊藤ハチ)
値段780円

まず最初にお話するのはコミック百合姫。百合漫画誌と言えばこれを指す人が一番多いと思います。
 
歴史が一番長く、初めて刊行されたのは2005年7月と10年以上にかけて続いてる最古参百合漫画誌といえます。歴史が長いだけあって変化も多く、当時のトレンドを雑誌に取り入れてくる傾向があり、時代によって雑誌に雰囲気が大きく異なる雑誌でもあります。
 
現在の主な主要タイトルはシトラス、ゆるゆり、捏造トラップ、2DK、月が綺麗ですねの5つと言った感じでしょうか。シトラスと捏造はアニメ化も発表されており、今かなり注目されている作品とも言えるでしょう。
 
特徴としては日常向けの作品が多く、百合専門誌の中でもかなり敷居が低いという部分です。特に月刊化の際に行われた新連載10本の追加はどれも日常系要素が強く、その傾向がかなり強まったと言えるでしょう。その為、普段きらら系などの日常作品を読んでいる方にはもっとも手に取りやすい雑誌です。
 
また、先ほど挙げた主要タイトルの内ゆるゆり以外の4つは百合要素が特に強く、百合界隈の中でも人気の高い作品となります。雑誌内で百合初心者から上級者への階段が用意されており、様々なジャンルが揃えてあるのも百合姫の魅力の一つと言えるでしょう。
 
一方で雑誌で掲載されている作品の内半分以上が日常系作品な為、純粋な女の子同士の恋愛を見たい方となると楽しめる作品が大幅に制限されてしまいます。また最近は男性向け作品が多くなり、女性の方には若干不向きな雑誌構成となっております。
 
ただ、先ほど言った通り数こそは少ない物の本格的な恋愛漫画もちゃんと掲載されているので、日常系作品も好きな方には両方楽しめると言えるでしょう。普段あまり百合漫画を読まない方、日常系作品が好きな方、きらら系が好きな方にオススメできる雑誌と言えるでしょう!
 

エクレア

 
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百合度★★★★★
刊行日2016年11月
刊行頻度不定期(続刊があるか不明)
主要作家仲谷 鳰
伊藤ハチ
缶乃
平尾アウリ
天野しゅにんた
値段780円

続いて紹介するのは去年の秋に電撃発表された百合アンソロ「エクレア」。KADOKAWAが初めて発行した本格的な百合雑誌という事でかなり注目を集め、発売当初はすぐ売り切れになってしまうなど、大きな話題となりました!
 
百合で活躍されている強力な執筆陣が多く参加しており「やがて君になる」の仲谷鳰先生、「あの娘にキスと白百合を」の缶乃先生などなど、執筆陣の豪華っぷりはかなりレベルの高いものと言えるでしょう。後述するガレットは昔から有名な百合作家さんを起用していますが、こちらは近年で特に人気の高い作家さん達中心に構成されてるといったような感じです。
 
掲載されている漫画はどれも百合漫画として申し分なく、シリアスな物からギャグな物まで幅広い観点から女の子同士の恋愛が描かれております。内容自体も被ってる物がなく、様々な作品を楽しめるのもかなり良い点と言えるでしょう。日常系作品こそはないですが、比較的易しい百合からちょっぴりハードな百合まで、初心者~上級者までが楽しめるように構成されているおり、万人受け且つ恋愛物という観点でみればこのエクレアが一番オススメです!
 
ただ一方で全作品が読み切り作品で構成されており、ボリュームのある作品を読みたい方には物足りないでしょう。エクレア2の情報なども一切出てない為、もしかしたら一回限りの刊行で終わる可能性も否めません。個人的には様々な面で期待しているので、何かしらの続報が欲しいところです。
 

ガレット

 
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百合度★★★★★
刊行日2016年2月
刊行頻度季刊誌(年4回)
主要作家橘田いずみ&百乃モト「リバティ」
袴田めら「ふわふわ・ふたしか・夢みたい」
寄田みゆき「ピアリーとエロスのあいだ」
竹宮ジン「八重桜シンパシー」
その他読み切り
値段1500円

続いて紹介するのは今までの百合アンソロと大きく異なる雑誌「ガレット」です!つぼみひらりメバエ百合姫エクレアが商業誌に対して、本誌は自主製作誌(わかりやすくというと同人誌)になります。
 
かつて様々な百合アンソロで活躍されていた方が多く参加しており、古来からの百合好きには堪らないラインナップとなっております。発表以降かなり話題となった本作は発売前の段階で重版、発売後も即重版するというかなり話題になりました。
 
掲載されている百合漫画は何か懐かしく感じる物が多く、かつて恋愛漫画を中心とし女性読者が多かった頃のコミック百合姫を彷彿させる内容となっております。参加してる執筆陣も全体的に古参の方が多く、長く百合漫画を読んでる方なら覚えている方も多いことでしょう。雑誌の雰囲気と執筆メンバー的にも、昔から百合漫画を読んでる方には非常にマッチした雑誌と言えるでしょう。
 
雑誌全体が百合恋愛に特化された物となっており、シリアスな物からあまりの甘さに悶えるような作品まで揃えており、かなり質の高い百合雑誌と言えるでしょう。また、エクレアとは違い連載作品が存在するため、ボリュームのある作品が存在するのもかなり魅力的です。その他にも、百合な写真が掲載されているなど漫画のみに捕らわれず、様々なコンテンツが提供されているのも特徴の一つと言えるでしょう。
 
内容はかなり女性向けに作られており、少女漫画のような作品がかなり多いといった感じになります。元々百合漫画は結構少女漫画風の作品が大半だったのである意味原点回帰と言えるでしょう。読んでいて懐かしい感じがすると思います。
 
一方でガレットは百合姫、エクレアと比べ敷居が高く、少女漫画のような絵柄に馴れてない方や百合そのものに慣れてない方には中々受け入れにくいかもしれません。少女漫画のような作品が多く、百合姫とは対照的に女性向けの百合漫画誌と言えるでしょう。また、自主制作が故に仕方がないのですが、大手書店以外での購入が難しく雑誌の単価も百合姫とエクレアと比べてちょっと高いです(私は安すぎと思ってますけどね!このラインナップなら2000以上取ってもいいと思います)
 
掲載作品の質や全体のレベル高さは今回ご紹介する雑誌の中でもかなり高いと言えるでしょう。また、私自身の好みの話になりますが、個人的にはガレットが一番好きです。「自分は百合がめちゃくちゃ好きだー!」という方には是非読んで頂きたい雑誌です!
 

どれがオススメ?ガレット&エクレア&百合姫を比較!総括

 
さてここまで読んでみて如何でしたでしょうか?あなたが気に入りそうな雑誌は見つかりましたか?このように百合漫画誌といってもそれぞれの雑誌に様々な特徴があり、かなり特色が異なっております。
 
内容的に一般の方でも一番読みやすいのは百合姫と言えるでしょう。個人的にはしっかりと恋愛が描かれているという観点でエクレアが一番オススメしたいと思います。私の好みの中で一番気に入ったのはガレットですが、若干人を選ぶ内容なので万人にオススメできるかというとちょっと違います。ガレットは試し読みができるので購入する前に一度目を通してみて、今の自分に合ってるかどうかを確かめてから購入した方がよいかと思います!
 
それでは以上になります!ここまでお付き合い頂きありがとうございました!!
 

 
 

 

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