GIRL FRIENDSを始め、数々の百合漫画を世に送ってきた森永みるく先生が、9月30日自身のTwitterで現在月刊アクションで連載中の百合漫画、「ハナとヒナは放課後」の打ち切りを発表されました・・・。
実は連載打ち切りが決まって、こんなに頑張っても、読んで貰えない位つまんないのかなーと凹んでしまって…ツイッター見る元気もなく放置気味だったのですが…百合ガイドブックが楽しみなので最近少し元気になったのですよ!描くのもちろん好きだけど読むのも勿論大好きだからねー楽しみ!
— 森永みるく/ハナヒナ2巻6/11発売 (@morimilmil) 2016年9月29日
ハナヒナはあと2回だけど、読んでくれて楽しみにしてくれてる人がいるからその人たちと自分の為に、最後まで100%の力を出し切って全力投球で終わりたいです。がんばるど!!!!!!!!
— 森永みるく/ハナヒナ2巻6/11発売 (@morimilmil) 2016年9月29日
思いがけず沢山励ましのお言葉を頂き現金ですが朝からだいぶやる気になりました(笑)ありがとうございます。打ち切りは残念だけど書籍版1巻の初動売行きで大分前に決まってて、これは私の力不足なので仕方ないのです。自分のはともかく、皆さん気になる漫画は1巻買ったほうがいいよこれ本当!
— 森永みるく/ハナヒナ2巻6/11発売 (@morimilmil) 2016年9月30日
漫画描くのってしんどいし孤独で正解が見えないから、自分1人が発信してて宇宙のどこにもだれにも届いてないんじゃ…みたいなすげこまくん地獄に陥り易いよね。
受け取って貰えなくても描ければ満足!という境地まで辿りつけるといいんだろうけどそれって老師レベルと思うのだけどどうだろう。— 森永みるく/ハナヒナ2巻6/11発売 (@morimilmil) 2016年9月30日
打ち切りが決定した理由は第1巻の売れ行きが原因との事。1巻の売上が今ひとつ伸びず、打ち切り自体が以前から決まっていた事が明かされました。このまさかの発表に多くの人たち打ち切りを惜しむ声が広がりました。
このような単行本の売り上げによる作品の存続が危うくなったケースは他にもあり、西尾雄太先生のアフターアワーズでも1巻の売り上げがあまり良くない為、2巻が出せないということでかなり話題となりました。一巻の売り上げというのはかなり重要で、作品の存続に多大な影響を及ぼすことを再確認できる発表となりました。
私自身森永みるく先生の大ファンで、それこそ先生がかつて執筆していた成人向け漫画を買い漁るぐらい好きでして…。森永みるく先生の描く少女たちの葛藤する姿は非常に素晴らしく、読んでいるこっちまで感情が高ぶってくる程です。また、個人的にハナヒナは最近の森永みるく先生の作品の中でもかなり内容が好きで、凄く期待してた作品だけあって非常に悲しいです…。
残り話数は2話とのことなので、おそらく単行本は次の3巻が最後になるかと思われます。「ハナとヒナは放課後」の終了こそは決まってしまいましたが、森永みるく先生の今後の活動の為にも、ファンの方、そしてまだ作品を読まれていない方は是非森永みるく先生の作品を手に取ってご覧下さい。
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2017/12/11・・・内容を一部修正しました。