こんにちは、ふりっぺです。その月に発売される注目度の高い百合漫画をピックアップするこの恒例の百合コラムも今回で遂に12回目でちょうど一年となりました。
先月では柚子森さんに2DK、そして絶賛映画上映中の加瀬さんと非常に豪華な月となっておりました。果たして今月どのような百合漫画が発売されるのか。今回も注目度の高いタイトルをいくつかピックアップして参りたいと思います。
「Avalon・行進子犬に恋文を・パルフェ2」など6月の注目百合漫画
※発売日はAmazonの表記に準じております。
「オトメの帝国 13巻」4日
巻数が進むごと各キャラクターの関係も進展し、どんどん百合が濃密になっていく様は百合好きには堪らないことでしょう。更に今回の発売に合わせて様々な記念キャンペーンが開始され、100話分のお話がジャンプ+で公開されましたので、未読の方は是非この機会を読んで見てください。
『百合ニュース』オトメの帝国最新刊発売を記念して100話分が無料公開。記念キャンペーンも開催
「サンストーン vol.2」15日
元々海外で人気の高かった本作は、今年1月に日本語訳版のvol.1が発売されその強烈なキャッチコピーと繊細な内容から瞬く間に多くの百合好きの間で注目される作品となりました。
その独特な設定やアメコミ特有の濃い絵などはまさに他の作品にはない本作の特権と言えるでしょう。出版元様にご協力頂いて執筆した記事もございますので詳しく内容を知りたい方は是非そちらをご覧ください。
【書籍情報】百合アメコミ「サンストーン vol.2」が6月15日発売
「行進子犬に恋文を 1巻」18日
軍国ものというあまり類を見ない設定が特徴の本作。ゆりひめ@ピクシブでは本編の一部が公開されておりますので、どのような内容なのか気になる方は参考がてらに読まれてみては如何でしょうか!
行進子犬に恋文を – 玉崎たま(ゆりひめ@ピクシブ)
「ハッピーシュガーライフ 8巻」22日
7巻では衝撃的な過去が収録されておりましたが、果たして8巻ではどのような物語が描かれているのか。アニメ放送に向けて是非読んでおきたいタイトルです!
「Avalon・Avalon~bitter~」25日
girls×garden編集部が送る新たな百合アンソロジー「Avalon・Avalon~bitter~」が25日に二種類同時で発売!「星川銀座四丁目」の玄鉄拳先生や「私は君の泣かせたい」の文尾文先生、「Now loding!」のみかん氏先生など著名な百合作家が多数参加しており、非常に豪華な百合アンソロジーとなっております。
「女性同士の幸福な関係性」を共通のテーマとし、ストレートな内容の『Avalon』に、更に一歩踏み込んだ内容の物を『Avalon~bitter~』に収録されているとの事。百合好きならどちらとも見逃せないアンソロジーとなります!
「ムルシエラゴ 12巻」25日
※画像は11巻の表紙です。
その高い画力と爽快なアクションシーンはバトル物が好きな方ならまず楽しんで頂ける百合漫画と言えるでしょう。既刊が多くて手を出しにくい方もいらっしゃるかもしれませんが、是非一度読んでみて下さい!
更に同日には本作のスピンオフ「ARAÑA -アラーニァ-」1巻が発売されますのでファンの方はこちらも是非ご注目下さい。
「パルフェ2 おねロリ百合アンソロジー」29日
参加作家は第一弾の時の12人から18人パワーアップしており、新たに「私の百合はお仕事です!」の未幡先生、「たとえとどかぬ糸だとしても」のtMnR先生、長代ルージュ先生などが加わっており、非常に豪華な一冊となっております。
勿論おねロリ界の巨匠・伊藤ハチ先生や嵩乃朔先生や焔すばる先生といった第一弾で活躍された作家様も多数参加されております。おねロリ好きなら思わず唾を飲み込んでしまう本作。発売日が待ち遠しいですね。
『百合ニュース』パルフェ2 おねロリ百合アンソロジーメインイラストと参加作家が公開
総括
今月は比較的オトメの帝国やムルシエラゴ、ハッピーシュガーライフなど比較的巻数の多いタイトルが多く、またAvalonやパルフェなどアンソロジー系統の作品が多数発売される月となりました。
新規タイトルでは玉崎たま先生の「行進子犬に恋文を」が特に大きな注目を集めておりますが、その他にも野中友先生の「みらいのふうふですけど?」1巻やたねこ先生の「モデルちゃんと地味マネさん」1巻、ななつ藤先生の「君は少女」などが発売予定となっております
またピックアップには載りませんでしたが、従来の作品では広瀬まどか先生の「みみみっくす!」3巻(完結)や天乃咲哉先生の「このはな綺譚」7巻などが今月発売となっている為、ファンの方はお見逃し無いようしっかりとチェックをしておきましょう。
それでは長々となってしまいましたがこれにて今月の注目百合漫画のご紹介を終わりにしたいと思います。ここまでお付き合いくださって誠にありがとうございました!また次回をお楽しみに!