中村珍先生「羣青」が映画化決定。罪を犯した女性二人の逃避行を描いた物語

中村珍先生が手掛ける名作漫画「羣青」がNetflixにて映画化されることが発表されました。

名作「羣青」がドラマ化決定。罪を犯した女性二人の逃避行を描いた物語

「羣青 上(著：中村珍)」より引用

「羣青」とは、2007年から2012年にかけて中村珍先生によって発表された漫画作品。旦那からDVを受けている女性が、自身へ好意を持っているレズビアンの女性に殺人を依頼し殺害してもらうところから始まる物語。

その重厚なストーリーと女性同士の強い繋がりを描いた本作は、百合好きの間でも非常に根強い人気を誇り、発表から10年近く経った現在においても高い評価を得ている作品の一つとなります。そんな本作ですが、この度Netflixにて映画化されることが発表されました。

今回Netflixより発表された映画「彼女」は「羣青」を原作とした作品。映画化にあたりタイトルは独自の物に変更されており、また、登場キャラクターも別の名前となっております。

メインキャラクターを演じるのは水原希子さんとさとうほなみさん。今回の映画化発表に合わせて原作者である中村珍先生を含む各スタッフからコメントも発表されており、作品への意気込み見ることができます。

まさかの映画化という百合業界にとってもサプライズと言える今回の発表。果たしてどのような作品に仕上がるのか非常に楽しみですね。映画「彼女」は2021年春にNetflixにて公開予定、原作コミックスである「羣青」全3巻は電子書籍版が絶賛配信中でございます。

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