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『百合漫画』花と嘘とマコト

 
 
 
『本ページでは作品の魅力を伝える為に、花と嘘とマコトに関するいくつかのネタバレ要素を含んでおります。ご注意ください』
 
 
 
 

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花と嘘とマコト

作者あさの
ジャンルSF
単行本発売日2015/2/6
出版社秋田書店
掲載誌Championタップ!(Web連載)
レーベル少年チャンピオン・コミックス・タップ!

百合指標

百合度:C男性関与:B性描写:C

◆百合度・・・物語自体は主人公二人が中心となっているが恋愛要素はなく、女の子同士の友情に近い内容である。

◆男性関与・・・男性キャラが何人か登場するが、百合の邪魔となるようなキャラはいないのでご安心下さい。

◆性描写・・・なし。

 

花と嘘とマコト:ストーリー

 

代行症…亡くなった人が死後、意識を持って再度動き出すという謎の奇病が世界の各所で発生していた。

主人公の「花」は同じ学校に通ってた友人「マコト」と二人暮らしをしているが、マコトは既に一度この世を去っており、代行症によって再びこの世界に蘇ってきた女の子だった。

 

一度死んだはずのマコトと二人で暮らす花…訪れるはずのなかった二人の夏が始まろうとしている。

 

花と嘘とマコト:中心人物

 

・花

本作の主人公。マコトとは同じ学校の同級生で親友同士であった。

死後、代行症によって蘇生したマコトを匿い、二人でマンションに暮らす。

冷たく、周囲にあまり馴染めていないが、マコトには心を開いて接していた。


 

・マコト

もう一人の主人公。花とは同じ学校の同級生で親友同士であった。

生前は明るく元気で、誰にでも優しく接することのできる子だったが、夏休みに入る前に事故で死亡。

その後、代行症によって蘇生、かつての記憶と知能を失いながら花と二人で暮らすことに。


 

「花と嘘とマコト」概要

 
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あの夏、私は死体と暮らしてました。

 

花と嘘とマコトはあさの先生がChampionタップにてWeb連載をしていた作品で、女子学生二人の夏の物語を描いた作品になります。本作の最大の特徴は、主人公の親友である少女「マコト」が既にこの一度死んでおり、その後代行症という病気で蘇生したというところです。いわゆるゾンビです。

 

ゾンビなので生前の記憶の大半を失っており、知能も赤子ぐらいの知能しかございません。しかし、親友だった花の事をしっかりと覚えており、二人暮らしを続けて行くと記憶と知能が少し回復し、喋ったりもします。

そんなゾンビと暮らす花にもそれなりの想いや事情があり、本作は二人の本来訪れなかった夏を通じて明かされていくこととなります。

 

ここまで読んでいただければおおよそ察しは付くとは思いますが、本作はなかなかシリアスで重いストーリーとなっております。また、そこまで過激な物ではないですが、ショッキングなシーンもございます。百合要素に関しましては恋愛的な物ではなく、花とマコトの強い友情として描かれておりますので、ご注意ください。
 

訪れるはずのなかった日常

 
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本作では序盤は二人の日常がメインで描かれており、二人の生活を見ることができます。冒頭で説明した代行症に関しては、細かい所で登場はするのですが、あまり深くは語られません。

 

この日常パートでは一緒にご飯を食べたり、花がマコトに些細なイタズラをしたり、二人で水遊びをしたりとほのぼのした内容となっており、百合的にもおいしいシーンとなります。

特に二人でさんぽに出かけるシーンは非常に重要で、後の展開にも大きく影響しており、ここから物語の展開も大きく変わることになります!

 

もしかしたらこの子だけは例外で

 

しかし、そんな二人の日常も長くは続きません。代行症の患者は、様々な危険を秘めており、周囲への感染はもちろんの事、時間の経過で凶暴化するケースもあると語られています。本来、発症後は隔離しなくてはならないのですが、死んだ人が生き返ったという事で代行症患者を匿うケースが多く、作品内の世界でもそれが問題視にされています(実際、大切な人が生き返ったら匿いたくなる気持ちもわかりますが…)。

 

もちろん、マコトも隔離の対象です。一般の方に見つかれば通報して即逮捕となります。しかし、マコトと一緒に暮らしていく中で花は、「マコトは他の患者とは例外なのでは」という希望を抱き始めます。

しかし、そのような願いは叶うこともなく、彼女の体は時間の経過と共にボロボロになっていきます。

 

ある日、二人は夜の公園で花火をするのですが、その際花のクラスメイト達とバッタリ会ってしまいます。花のクラスメイトということは「マコトのクラスメイトだった」わけでもあり、そんな彼女たちに死んだ人と一緒に見られては大変な騒ぎになってしまいます。

 

花はマコトの手を引いて急いでその場から逃げます。幸いにもクラスメイトを無事撒くことに成功しました。が、花にはここで悲しい現実を突きつけられることとなります。

このシーンは作中でもかなりインパクトのあるシーンになりますので、是非その目で確認していただきたいです。

 

「花と嘘とマコト」総括

 

ここまでが大体中盤までのストーリーとなっております。ここから先では、なぜ花が代行症患者であるマコトを匿ってまで二人暮らしをしたのか、周囲の大人が何故彼女に協力したのかといった謎が明かされて行きます。

 

そして本作でもっとも重要な「花とマコトの絆」についてもしっかりと語られます。最後の感動のシーンは百合好きならまさに必見です!(私は号泣しました)

 

死をテーマに取り扱った作品だけあって内容は重く、シリアスな作品となりますので大きく好みの別れる作品かとは思います。

表紙で引き込まれた方は、是非手に取って読んでみて下さい!そうでない方も公式HPで最初の3話が読めますので、まずは試し読みをしてみて、なんとなく作品の雰囲気を感じてみてください!
 


あさの先生の「花と嘘とマコト」の紹介は以上です!ここまで読んでくださってありがとうございました!

 

 

「花と嘘とマコト」関連リンク

◆「花と嘘とマコト」公式HP — 試し読みならこちら!3話まで読みことができます!
 

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