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ハヤカワ文庫の百合SFフェアが今年も開催決定。キャッチコピーは「心の距離の物語。」

2019年に開催された「ハヤカワ文庫の百合SFフェア」が2020年6月下旬より再び開催されることが発表されました。

 

ハヤカワ文庫の百合SFフェアが今年も開催決定。キャッチコピーは「心の距離の物語。」

「ハヤカワ文庫の百合SFフェア」とはその名の通り早川書房が主催する百合SFフェア。記念すべき第1回目のフェアは2019年6月頃に開催され、百合SFアンソロジー「アステリズムに花束を」や森田季節先生の「ウタカイ 異能短歌遊戯」など早川書房から百合小説が一挙に4タイトルも刊行されました。

 

そして2020年、今年のフェアを飾るのはこの度重版が決定した小川一水さんの百合SF小説「ツインスター・サイクロン・ランナウェイ」。今回のフェアのキャッチコピーは「心の距離の物語。」、現実世界で「距離」が大きく問い直された2020年だからこそ、小説を通じてその在り方に想いを馳せてみて欲しいとの事です。

「心の距離の物語。ハヤカワ文庫の百合SFフェア開催のおしらせ(2020年版)」より引用

フェア対象作品では小川一水先生の「ツインスター・サイクロン・ランナウェイ」、百合SFアンソロジー「アステリズムに花束を」、TVアニメ化も決定した宮澤伊織先生の「裏世界ピクニック ふたりの怪異探検ファイル」、伊藤計劃先生の「ハーモニー〔新版〕」、草野原々先生の「最後にして最初のアイドル」、矢部嵩先生の「〔少女庭国〕」が対象に。

 

対象作品を購入しハヤカワ文庫フェアの帯についている応募券で応募すると抽選で早川書房オリジナルデザインの図書カードをプレゼントされるキャンペーンもフェアの一環として開催されるとの事。複数の本を購入される予定の方は是非応募してみては如何でしょうか。

また2018年12月に大きな話題を博したSFマガジン百合特集の第2弾も掲載に向けて準備されているとの事(当時のニュースはこちら)。pixiv上で開催された第2回百合文芸小説コンテストでSFマガジン賞を受賞した「キャッシュ・エクスパイア」「雲のかたち、百合色の雲」が掲載されるとの事なので、こちらも今後の続報に期待したいところです。

 

「ハヤカワ文庫の百合SFフェア」は2020年6月下旬より開催。裏世界ピクニックのアニメ化も決定しており、今年の百合SFはどのように盛り上がっていくのか非常に楽しみですね。

 

関連リンク

▶ 「心の距離の物語。ハヤカワ文庫の百合SFフェア開催のおしらせ(2020年版)」

 

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