ジャンプ+にて遥川潤先生の読み切り漫画「死体と、1スーにもならない」が公開されました。
ゆがんだ愛憎を描いた読み切り百合漫画「死体と、1スーにもならない」がWEBで公開
「死体と、1スーにもならない(著:遥川潤先生)」より引用
「死体と、1スーにもならない」は小間使いとして働く不死の女性・ビアーテと、彼女の雇い主の娘・エルカンとの関係を描いた物語。不死の身体を持つビアーテはその特殊な体質が故、これまで様々な場所で魔女として迫害を受けていたこともあり、安息を求めひっそりと暮らすように生きていた。
そんなある日、家族から蔑ろにされている雇い主の末子・エルカンと一緒に庭で遊んでいたビアーテだったが、庭にあった罠に引っかかってしまい普通の人間なら即死するような怪我を負ってしまう。朦朧とする意識の中、少しずつ傷が回復していくビアーテだったが、エルカンが目の前にいるせいで動くことができずに悩んでいたところ、エルカンに荷台にのせられ屋敷とは反対側に移動していくことに…。
「死体と、1スーにもならない(著:遥川潤先生)」より引用
本作を手掛けるのは遥川潤先生。今回発表された「死体と、1スーにもならない」は”ジャンプの漫画学校”の卒業制作作品として発表された漫画作品となっております。
百合漫画としては主人公ビアーテとエルカンが歪んではいるもののお互いが強く結ばれている作品となっており、百合好きでもとても楽しめる作品となっております。また、物語そのものはかなり暗く殺伐とした内容となっておりますが、かわいらしい絵柄とテンポの良いやり取りなどからとても読みやすい作品となっております。
遥川潤先生の読み切り漫画「死体と、1スーにもならない」はジャンプ+にて絶賛公開中。とてもボリュームのある作品となっておりますので、是非チェックしてみては如何でしょうか。
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